Home » 悪臭 » 詰まりを放っておくと悪臭のもとに

詰まりを放っておくと悪臭のもとに

学生時代に親に内緒でアルバイトしていた場末のスナックは、時給こそ2千円と安かったですが、お客さんの質も良く、お酒を飲まされたりセクハラもなく、ただのウェイトレスさんという感じだったので、楽しく稼げて良かったです。お店のマスターもいい人で、話題も豊富だったのでお客さんが少ない日はマスターとアルバイトの子数人で、カラオケをして遊んでいたりしました。でもそのお店は、とても古い雑居ビルの中にあったので、お客さんがいる席のテーブルの上を、ゴキブリの赤ちゃんが歩いてしまったり、清潔感は他店より劣るお店でした。

そしてこれも気になったのが、水道の排水口から立ち上ってくる悪臭です。カウンターに座ってマスターやお客さんと話していると、たまにマスターが、意味もなく水道の蛇口をひねり、そんなにたくさんではありませんが水を流す時があります。それが悪臭の合図です。一番排水口に近いマスターなので、悪臭を感じると水を流し、そうすると悪臭がごまかされるというか、お水でフタをできるのか、悪臭が止まると言うのです。でもそれは一時しのぎのものなので、夕方出勤してお店を開けると、排水口の悪臭が店中に充満していることもあるそうです。

マメなマスターだったので、悪臭に気づくとすぐに水を流していたのですが、そもそもパイプの詰まりを放っておくと悪臭のもとになるのじゃないかと、今の私ならわかるのですが、その頃は家のことは一切しない人だったので、水回りのトラブルやパイプの詰まりに思いを馳せたことすらなく、ただ、水を流すマスターに気づくと、臭いんだなと思っていました。

そんな思い出もあり、今住んでいるマンションでも、キッチン、洗面所、お風呂場の排水口には、汚れを溜めないように、定期的にパイプ洗浄することも心がけています。